ワセリンを使うと脂漏性皮膚炎が悪化するという噂は本当なのか、ワセリンについて調べてみました。
”ワセリン”と一言でいっても、実は黄色ワセリン、白色ワセリン、プロペト、サンホワイトの4種類があります。
ですが、どうやらワセリン自体には脂漏性皮膚炎を改善する効果はないです。
でも悪化を招くという確証もありませんでした。
つまり、皮膚科医に教えられる使い方さえ守れば、悪化につながるというものではないというのが結論です。
では、なぜ脂漏性皮膚炎が悪化したという人がいるのでしょうか。
その疑問を解消していきましょう。
さらに、どうせ脂漏性皮膚炎に塗るなら、効果が期待できるものを使って、さっさと脂漏性皮膚炎の治療を進めてしまうために有効な方法もご紹介していきますね。
そもそも脂漏性皮膚炎って?
脂漏性皮膚炎とは、様々な要因から皮脂分泌が盛んになってしまった脂漏部位に発症します。常在菌マラセチア菌(カビ菌)が皮脂をエサに増殖し、生成される遊離脂肪酸(酸性)の量が多くなることで、皮膚がその刺激で炎症を起こすという皮膚炎です。
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脂漏性皮膚炎にワセリン使って悪化する?
ワセリンとは、脂漏性皮膚炎になるとステロイドやビタミン剤などと同様に皮膚科にて処方されることがある塗り薬です。
皮膚科で処方される塗り薬なのに、悪化するというのは本当でしょうか?
ワセリンにも種類があるのをご存知ですか?
黄色ワセリン、白色ワセリン、プロペト、サンホワイトの4種類です。
このうち、脂漏性皮膚炎が悪化しやすいのが、不純物が多いとされる黄色ワセリンです。
黄色ワセリン
黄色っぽい色をしたワセリン。長期保存するために酸化防止剤を少量配合されています。
不純物が残っているので、肌トラブルを起こしてしまう人も。ワセリンの中でも取り扱いには注意が必要な種類と言えます。
白色ワセリン
黄色ワセリンを精製し、不純物を取り除いていて、比較的安心して使えるワセリン。
唯一、日本薬局方に合格したワセリンです。
白色ワセリンのメリットは『健康保険が利く』『安価』『安全』で、皮膚科でよく処方されるのはこの白色ワセリンです。
プロペト
白色ワセリンを精製して作られていて、白色ワセリンでも刺激が強いと感じる方にオススメのワセリンです。
プロペトは、眼球に塗る軟膏として眼科で処方されることが多いワセリンのようですね。
サンホワイト
プロペトを精製して作られるのが、サンホワイトです。
4種のワセリンの中でも最も純度が高く、不純物をほぼ含みません。
乳幼児にも使えるほど刺激の少ない最も高品質なワセリンです。
ワセリンでかゆみがひかないのは敏感肌のせい?
ワセリンにかゆみ止めの効果はもちろんないです。
でも保湿効果があるので、乾燥によるかゆみを少しは抑えることができそうですよね。
それでもかゆみが消えないという人は、かゆみに敏感になった皮膚のせいかもしれません。
実は、長期間乾燥肌に悩まされた人の肌は、かゆみを感じる神経繊維が皮膚の表面近くまで伸びてしまい、かゆみに対して敏感になっていると言われています。
だからこそ、ワセリンで保湿してもかゆみがおさまらないという可能性があるみたいですね。
どうやら、ワセリンが原因で脂漏性皮膚炎が悪化するというよりは、すでに悪化している脂漏性皮膚炎を改善できる成分が入っていないというだけのようですね。
ワセリンに脂漏性皮膚炎治療の効果はない
脂漏性皮膚炎を改善する効果がないとわかったワセリン。では、脂漏性皮膚炎の治療に役立つアイテムではないのでしょうか。
詳しくワセリンについて調べてみました。
ワセリンとは?
ワセリンは、主に軟膏などのベースとして使われる油剤です。ワセリン自体は不純物も少なく、刺激のない油性成分です。
- 皮膚上に膜を張り、肌からの水分蒸発を防ぐ
- アレルギー物質の侵入を防ぐ
こういった効果が期待できます。
この効果から、乾燥肌の保湿ができるという塗り薬の印象があるようですね。
具体的には、粉をふいている肌や、乾燥で皮が剥けているような皮膚に塗ることで効果があると言われているようです。
ただ、ワセリンにはかゆみや炎症を抑える効能はないです。
純粋な保湿剤としての効果しか期待できません。
保湿効果が期待できるものではありますが、あくまで皮膚にフタをするという役割しかないのがワセリンです。
文章実際のところ、皮膚炎などを患っている場合には、皮膚にフタをすることで悪化する場合があるみたいです。
※皮膚科の医師の指示に従って使用するのが最善と言えますね。
ワセリンに頼らず頭皮の脂漏性皮膚炎を改善する方法
正直なところ、塗ったところで脂漏性皮膚炎の改善になるという成分が入っていないワセリンを使うのは、どうなんでしょうね。
ここで、ワセリン以外でも脂漏性皮膚炎を改善できないのか?という事で、頭皮管理人が知っている方法をご紹介したいと思います。
頭皮の脂漏性皮膚炎を改善に導く方法として、実際に皮膚科医から脂漏性皮膚炎患者に対しても勧められているアミノ酸シャンプーを使った治療です。
脂漏性皮膚炎の症状はかゆみや痛みを伴い、フケのような塊や頭皮の臭いに悩まされるという皮膚炎です。
かゆみや頭皮の臭いなどを懸念して、いろいろな成分のシャンプーやローションなどを活用する方もいますが、なかなか改善しにくいと言われています。
しかも、頭皮がかゆいと、ダメとわかっていても掻きむしってしまうのは人間のサガだと思いますので、かゆいとどうしても症状が悪化しやすいんですよね。
つまり、脂漏性皮膚炎の改善に一番大事なのは、かゆみを抑えることです!
もちろん、皮膚科医もそこはわかっていますので、かゆみを抑えるためにステロイドやビタミン剤などがよく処方されますよね。
でも、脂漏性皮膚炎に使われるステロイドなどの塗り薬などには副作用があり、その副作用に悩まされているという患者さんの投稿を良く目にします。
「副作用のある成分を使うのやめたらいいのに。」と思います。
そこで私からの提案です。
頭皮への刺激を最小限に抑えることができて、脂漏性皮膚炎の症状を悪化させないシャンプーを使うのはどうですか?
- 刺激が少ないシャンプー
- かゆみを抑える成分が配合されたシャンプー
- 保湿がしっかりできるシャンプー
- マラセチア菌などを殺菌・抗菌できるシャンプー
これらの効果を備えたシャンプーがいくつかありましたので、参考にしていただければと思います。
頭皮の脂漏性皮膚炎におすすめできるシャンプーは?
今回は、脂漏性皮膚炎に効果が期待できる成分を配合してあるシャンプーをピックアップして、特徴をそれぞれ記載してランキング形式にしてみました。
期間限定のキャンペーンなどもしっかり押えていますので、参考になると思いますよ。
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