有効成分配合で医薬部外品として公式HPで紹介されているKADASONカダソン薬用スカルプシャンプー。
最初は医薬部外品としては出てなかったと思います。
”脂漏性皮膚炎”の表記も、一時期公式HPからは削除されていたのに、最近になってまた掲載されるようになっているので、医薬部外品として認められたから掲載しなおしたという感じでしょうか。
というワケで、成分解析をする前に実際の使用感も確かめておきました!
カダソンシャンプーを自分で使ってみた感想と、成分の細かい解析結果を照らし合わせてみましたので、参考にしていただければと思います。
私は、公式ホームページで一番お得な2本セットの定期コースで注文しました。
理由は1本あたりの価格が全然違うことと、定期コースなのに1回で解約する事もできるという安心があったからです(^ ^)
それでは、実際にシャンプーしてみましょう!
さらりとしたテクスチャーですね。
天然成分が99%という割りには、泡立ちも悪くありません。
この手のシャンプーって泡立ちが良くないのが多い、というかそれが普通なんですが、こんな感じでサラサラした液体の割りには、しっかり泡立つなぁという印象です。
カダソンシャンプーの香りは、優しいシャンプーの香りで、ほのかに香る感じなので「香りキツイのはちょっと」って思う方にはピッタリです。
しっかり優しく頭皮をマッサージするように洗い上げ、シャワーでキレイにすすぎをしました。
お風呂上りに頭皮が乾燥してかゆいっていう事もなく、ちょっときしむくらいで、敏感な私の頭皮でも刺激を感じたっていう印象はなかったですね。
さすが、皮膚科専門医監修です(^ ^)
というワケで、最新のKADASONカダソンスカルプシャンプー(医薬部外品)の成分解析をまとめました。
グリチルリチン酸2K、サリチル酸
◆その他の成分
水、ココイルグリシンK、ラウラミドプロピルベタイン、コカミドDEA、PPG-2コカミド、プロパンジオール、ラウロイルメチルアラニンNa、エタノール、フェノキシエタノール、ポリクオタニウム-10、ジオレイン酸PEG-120メチルグルコース、クエン酸、BG、ダイズ芽エキス、チャ葉エキス、シロキクラゲエキス、レイシエキス
KADASONカダソンスカルプシャンプー
有効成分を解析!
カダソンシャンプーには、主成分となる”水”を含めて、19種類の成分で構成されています。
アミノ酸系やオーガニック系のシャンプーの中でも、ダントツで成分数が少ないシャンプーです。
本当に余計な成分を入れずに、脂漏性皮膚炎などの頭皮トラブル改善のために作られたシャンプーっていう感じですね。
そんな中、カダソンシャンプーには2つの有効成分が配合されています。
まずは、この有効成分から解析していきます。
グリチルリチン酸2Kは、主に抗炎症成分として配合されています。
マメ科植物のカンゾウから抽出される成分で、強い消炎作用があり、抗炎症・抗アレルギー・ニキビ予防などの効果が期待できる成分です。
医薬部外品に属するシャンプーに多く配合されていますね。
また、安全性も高く、抗男性ホルモン作用も持つため、実は育毛剤に広く使用されています。
脂漏性皮膚炎で厄介な”かゆみ”を抑える事ができるのは、消炎作用や抗炎症作用が期待できるグリチルリチン酸2Kのお陰ですね。
また、同様に消炎作用が期待できるレイシエキスも配合されているので、すでにかゆみに悩んでいる人が「かゆみが治まった!」というのは、この消炎作用のお陰でしょう。
サリチル酸は、殺菌成分として配合されています。
殺菌作用による防腐効果と、角質溶解柔軟作用とピーリング作用によるニキビケアとして使われる。
脂漏性皮膚炎が悪化する一つの要因になるマラセチア菌という菌に対してもサリチル酸が効果を発揮してくれるでしょう。
カダソンスカルプシャンプー
洗浄成分解析!
カダソンシャンプーの洗浄成分は、6種類あります。
そして、洗浄成分と言っても、さらに3種類の界面活性剤にわかるれるんです。
それぞれ働きが微妙に違い、うまく組み合わせる事でカダソンシャンプーの使用感が生まれていますね。
それぞれの界面活性剤ごとに解析してみました。
女性の頭皮にも優しい洗浄力!
アミノ酸界面活性剤
ココイルグリシンK、ラウロイルメチルアラニンNaの2つはアミノ酸界面活性剤です。
ココイルグリシンKは、低刺激でありながらアミノ酸界面活性剤の中では洗浄力の強い成分です。
起泡性があり、泡立ちも細かいのも特徴ですね。
またラウロイルメチルアラニンNaも頭皮や髪の毛への刺激性が低く、洗浄力もあるのに皮脂を取り過ぎない優しい洗浄成分です。
低刺激!
両性界面活性剤
ラウラミドプロピルベタインが、両性界面活性剤です。
分かりやすく言うと、洗浄能力を持ちながら、毛髪の補修する能力を持っているという、最近注目されている成分です。
目に入ってもしみづらいほど刺激性がなく、敏感肌、乾燥肌向けのシャンプーやベビーシャンプーに配合されるような優しい洗浄成分です。
また、刺激緩和作用があり、髪の毛がきしんだり、洗い上がりに乾燥しないように働いてくれます。
泡立ちの
非イオン界面活性剤(ノニオン)
コカミドDEA、PPG-2コカミド、ジオレイン酸PEG-120メチルグルコースの3種類はノニオンという非イオン界面活性剤です。
洗浄成分というよりは、泡立ちをよくする増粘剤としての役割が大きいです。
また、刺激緩和作用があるので、洗浄力の強い成分が配合されていても安心です。
KADASONカダソンスカルプシャンプーが、脂漏性皮膚炎向けのシャンプーの中でもきしみを感じることが少なく、意外と洗い上がりの印象も良いのは、これらのアミノ酸系成分のお陰ですね。
洗浄力がありながら、低刺激な上に、刺激緩和作用のある成分も配合されているので、脂漏性皮膚炎などで過敏になっている頭皮には嬉しい洗浄成分です。
カダソンスカルプシャンプー
残りの厳選成分を解析
すでに有効成分2種類と、洗浄成分とし6種類の成分を解析しました。
”水”を除くと、あと10種類しかないんですが、残りも全部解析してみました。
防腐成分
エタノール、フェノキシエタノールが防腐成分として配合されているようです。
一般的にシャンプーなどに配合されている防腐成分ですね。
配合量には細かい規制があるので、刺激性はあるものの微生物などの繁殖を防止するためには必要な成分です。
頭皮に潤い!保湿成分
保湿効果が期待できる成分が意外と多く、7種類ありました。
シロキクラゲエキス、レイシエキス、プロパンジオール、ポリクオタニウム-10、BG、ダイズ芽エキス、チャ葉エキスが保湿効果を持っている成分です。
一般的な「油系」保湿成分は、痒みの原因菌の餌になるため、カダソンシャンプーには未使用です。
その代わりにこれらの保湿成分を配合しています。
カダソンシャンプーの代表的な保湿成分は、水溶性保湿成分シロキクラゲエキスですね。
シロキクラゲエキスは保湿力が高く、重量に対して約500倍の保水力があるといわれています。
分かりやすくいうと、シロキクラゲエキスが1gあれば、500gのペットボトル1本分蓄えられるということですね。
水分を与えたそばから乾いていく大人の肌にとって、保水力が高いというのはうれしい限りです。
とても貴重な成分で原価が高いため、高級化粧品に使用されることが多いのもこのシロキクラゲエキスの特徴でしょうか。
抗酸化成分
抗酸化作用が期待できるのは、クエン酸、チャ葉エキスの2種類です。
アンチエイジング効果として注目される抗酸化成分。
人の細胞は、酸化する事で老いていくようになってます。
そこに抗酸化成分が働くことで、老いていく自分にストップをかけることができるので、アンチエイジング効果が期待できるという事なんですよね。
もちろん、シャンプーに入っているだけなので若返るという事は難しいでしょうが、頭皮環境の改善には役立ちます。
KADASONカダソンスカルプシャンプー成分解析まとめ
脂漏性皮膚炎に最適!
カダソンシャンプーの成分19種類のうち、”水”を除く18種類の成分解析をしてみて、実際に使ってみた使用感と比較してみました。
泡立ちも良く、洗浄力もありながら、刺激緩和成分のお陰か刺激を感じる事もないのは、厳選されたアミノ酸系界面活性剤のチカラでしょうね。
また、洗い上がりに乾燥する感じもなく、かゆみも感じませんでした。
これも、意外とたくさん配合されていた保湿成分や、抗炎症成分のチカラだと思います。
もちろん、個人差はあるでしょうか、私は脂漏性皮膚炎などの頭皮トラブルを改善するために使うシャンプーなら全然申し分ないなぁという印象です。
脂漏性皮膚炎には、低刺激で潤いたっぷりなシャンプーが望ましいので、まさにピッタリなシャンプーだと思いました。
私も頭皮の臭いやフケに悩み続けてきた女ですので、カダソンスカルプシャンプーには興味がありました。
ですので、公式ホームページで購入して実際に使ってみましたので、参考になればと思いレビューページも用意しました。
自分で確かめたい方は公式ホームページをどうぞ。
KADASONスカルプシャンプー公式HPで
キャンペーンをチェック
速報!頭皮管理人からのプレゼント情報
私、頭皮管理人が実際に使ってみた使用感や、他の方の口コミなども参考にした脂漏性皮膚炎向けの最新シャンプーランキングをダイジェストでお届けします(^ ^)
第1位
カダソン薬用スカルプシャンプー
第2位
コラージュフルフルネクスト
第3位
ハーブガーデンシャンプー