抗真菌成分が配合されたコラージュフルフルネクストシャンプーで、脂漏性皮膚炎は治療することができる?
脂漏性皮膚炎は、頭皮や鼻の周辺、脇の下や背中など、皮脂分泌が多い部位に発生しやすく、季節的には梅雨から夏の高温多湿の時期に悪化しやすいです。
症状的には、炎症部位の赤み、かゆみ、フケのようなもの、うろこ状のブツブツ、さらには臭いを発する慢性的な皮膚炎です。
そんな脂漏性皮膚炎の原因となる皮膚の常在菌マラセチア菌(カビ菌)に対して、効果を持った成分は抗真菌(抗カビ)成分です。
脂漏性皮膚炎に効果が期待できるとして話題になっているコラージュフルフルネクストシャンプーには、マラセチア菌などのカビ菌に効果があるという成分が配合されているんです。
優秀な成分が配合されているのに、脂漏性皮膚炎に効かないという口コミもチラホラありますよね。
ちょっと不安になります。
でも、これだけ前評判が良さそうなコラージュフルフルネクストシャンプーですので、不安要素は排除しましょう。
脂漏性皮膚炎に効かない?
コラージュフルフルネクストシャンプーの評判は?
今回は、特に評判の良かったコラージュフルフルネクストシャンプー(うるおいなめらかタイプ)に注目していきます。
このコラージュフルフルネクストシャンプーを実際に使って、脂漏性皮膚炎に効かないという声も、良く効いたという声も両方ありました。
35歳 乾燥肌 2017/10/16
数本使いました。
皮膚科で脂漏性皮膚炎と言われ、これを勧められて使用。
他のシャンプーでは、どんなに肌に優しいと謳っているものでも何を使っても痒くてしょうがなかったけれどこれは大丈夫でホッとした商品です。
しかし、数本使い続けたらこれでも痒くなるようになってしまい現在は固形石鹸を使用しています。
ただ、このような液体シャンプーは何と言っても手入れが楽なのでまたいざという時に使おうと思います。
一応ストックしてあります。
29歳 乾燥肌 2017/2/24
頭皮の脂漏性皮膚炎が悪化し、かさぶたがめくれてフケまみれになってしまい、皮膚科医に勧められて購入しました。
かゆみは治まりましたが、かさぶたは改善しないばかりか髪の毛はきしみ、次第に頭皮が痛く突っ張るようになりました。
脂漏性皮膚炎に抜群の効果があると聞いたのですが、菌が原因でない場合は効果がないようですね。
34歳 敏感肌 2016/11/3
私の脂漏性皮膚炎によるフケ・かゆみには凄く効きました。
ベビーシャンプーに配合されるような刺激の少ない洗浄成分にミコナゾール硝酸塩・ピロクトンオラミンと二つの有効成分されており、こちらのうるおいタイプのみポリマーが一種類配合されているそうです。最初はトライアルでシャンプー・リンスセットで使い、かゆみとフケがひどい状態から3~5回ほどの使用で症状が止まりました。
(使用を止めると再発)症状が治まった状態をシャンプーのみでキープしています。
顔の皮膚にも症状が出ている場合(おでこのぶつぶつ・痒みなど)顔にも使い効果があります。
ニゾラールより効いた。使用感もいいし髪もパサパサにならないので良いです。
使っているうちにかゆみやフケに効いてきたという人もいれば、使っているうちにまたかゆくなってきたという人もいるので、実際に効くの?効かないの?どっち?という感じですよね。
正直、個人差はあると思います。
使ってみなきゃわからない部分ですので、まずは、配合成分から脂漏性皮膚炎に効果が期待できるシャンプーなのかを見極めておきましょう。
コラージュフルフルの成分は脂漏性皮膚炎に効かない?
コラージュフルフルネクストシャンプーの配合成分です。
ミコナゾール硝酸塩、ピロクトンオラミン、トリメチルグリシン、プロピレングリコール、塩化トリメチルアンモニオヒドロキシプロピルグァーガム、塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体、アルキルカルボキシメチルヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ラウリルジメチルベタイン、ヤシ油脂肪酸メチルタウリンNa液、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、ジステアリン酸グリコール、無水クエン酸、HEDTA・3Na、水
まずは、脂漏性皮膚炎にも効果が期待できるという有効成分から見ていきましょう。
脂漏性皮膚炎に効くという抗真菌成分!
- ミコナゾール硝酸塩(抗真菌(抗カビ)成分)
- オクトピロックス®(抗酸化・抗菌成分)
コラージュフルフルネクストシャンプーに配合されている有効成分ミコナゾール硝酸塩という抗真菌成分には、脂漏性皮膚炎に効果があると言われています。
ミコナゾール硝酸塩とは、真菌の増殖を抑える成分として配合されているので、脂漏性皮膚炎に限らず真菌の増殖によって発症してしまう病気に効果が期待できる成分なんです。
また、コラージュフルフルに配合されているもう一つの有効成分オクトピロックスも抗菌成分として優秀な成分です。同時に抗酸化成分でもあります。抗酸化成分には、頭皮の臭い原因となる皮脂の酸化を抑える効果が期待できるので、脂漏性皮膚炎でも発する臭いを元から抑えるという効果も。
敏感になっている頭皮には危険な刺激成分も?
脂漏性皮膚炎に効果が期待できる成分がドドンと表面に出ているのですが、実は、洗浄成分の中にはちょっと気を付けたい刺激のある成分も入っていました。
頭皮への刺激とピーナッツアレルギーに要注意⁉
- 塩化トリメチルアンモニオヒドロキシプロピルグァーガム
この成分は豆科の植物であるグアーの種子を原料にしています。
シャンプーに配合されているのは
、きしみを防止する・使用感をアップさせる目的と思われます。
種子からとれるグアーガムに陽イオンの塩化グリシジルトリメチルアンモニウムを加えて、陽イオン(プラス電子)を持つように加工した成分で、カチオン(陽イオン)界面活性剤の一種
植物由来なので安全度は高くなりますが、カチオン系は最も皮膚に刺激を与えるため、できれば使用は避けたい成分と言われています。
原料のグアーはマメ科のため、ピーナッツにアレルギーを持っている場合はアレルギー反応が出る場合も考えられるので、注意ですね!
敏感な頭皮には使わない方が無難⁉な刺激成分
- 塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体
カチオン性ポリマー成分。
髪の柔軟性を向上させ、スタイリング効果があることから、ヘアスタイリング剤に配合されることが多い成分です。
そこまで刺激が強い成分というわけではないですが、刺激がないという成分でもはないので、過敏になっている頭皮には使わない方が無難と言える成分ですね。
抗真菌成分配合のコラージュフルフルは脂漏性皮膚炎に効かないの?
ここまでご紹介してきた、コラージュフルフルネクストシャンプーを実際に使っている消費者の口コミ、配合成分の効果や危険性を見て、私自身は脂漏性皮膚炎にも効果が期待できるのでは?と感じました。
他のシャンプーには配合されていないミコナゾール硝酸塩という抗真菌成分は魅力的ですよね。
また、その他にも配合されている成分は低刺激なものも多いので、まだ使ったことがないという人は一度試してみてもいいのではないでしょうか。
ただし、脂漏性皮膚炎の炎症で過敏になっている頭皮に刺激成分は怖いので、そこだけが気になりますね。
マラセチア菌を退治できても、炎症自体は刺激によって悪化する危険性があるので、マラセチア菌を退治できたら、そのあとは炎症を抑えて、かゆみを抑えて、鎮火させるという流れが望ましいと思います。
頭皮管理人からのアドバイス!!
脂漏性皮膚炎の原因菌マラセチア菌の退治には殺菌力のあるシャンプーを!
そのあとはできるだけ刺激の少ないアミノ酸シャンプーがおすすめ!!
速報!頭皮管理人からのプレゼント情報
私、頭皮管理人が実際に使ってみた使用感や、他の方の口コミなども参考にした脂漏性皮膚炎向けの最新シャンプーランキングをダイジェストでお届けします(^ ^)
第1位
カダソン薬用スカルプシャンプー
第2位
コラージュフルフルネクスト
第3位
ハーブガーデンシャンプー